令和5年春の新型コロナワクチン接種は申込者が少数のために毎日の接種を6月17日(土)で一旦終了いたします。6月17日(土)まではまだ十分な枠がありますので、早めにご予約をお願いします。
今回の当院の接種は診療時間内に行います。
予約された日は必ず接種券をお持ちの上、午前の診療時間内にいらしてください。
やむを得ず午前の来院が不可能となった場合は事前にご連絡下さい。
☆令和5年春開始接種の対象者は以下の通りです☆
初回接種を完了し、前回接種から3か月が経過している、
①65歳以上の方
②64歳未満の方のうち、基礎疾患を有する方
新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化リスクが高いと医師が認める方
③医療機関等の従事者
対象者は5月8日~8月までの期間中に1回接種が可能です。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって発症します。インフルエンザにかかった人が、せきやくしゃみなどをすることにより、空気中にウイルスが広がり、それを他の人が吸い込むことによって感染します。
主だった症状としては、突然の高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などで、のどの痛み、咳、鼻水などもみられます。普通のかぜに比べて症状が強いのが特徴で、特に高齢者や慢性疾患をお持ちの方は、気管支炎や肺炎などを合併し重症化することがあります。
現在国内で使用されている不活性化インフルエンザワクチンは、ポリオや麻しん・風しんのワクチンほどの高い発症予防効果は期待できず、感染を完全に阻止できる効果はありませんが、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。高齢者では35~55%の発病を阻止し。82%の死亡を阻止する効果があったと報告されています。
インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまで約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。2回接種する場合、2回目は1回目から2~4週間あけて接種します。
接種後注射の跡が赤く腫れたり、痛んだりすることがあります。また、発熱や寒気、頭痛、全身のだるさなどの症状がみられることもありますが、通常は2、3日のうちに治まります。
※ 接種後、数日~2週間以内に発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害の症状が現れる等の報告や、まれにショックやじんましんなどが現れることがあります。副作用のご経験のある方やご不安点などございましたらお気軽にご相談ください。
当院では小学1年生以上の方に接種を行っています。
2022年の接種は10月1日から電話でお受けいたします。接種日は月、火、金です。
時間予約はしませんので、予約の日には都合のよい時間においでください。診察の込み具合によってはお待たせする可能性があります。
ご了承ください。
当院では小学1年生以上の方に接種を行っています。
当院はカードのほか電子決済等は扱っておりません。現金をご用意下さい。
2022年11月1日から開始
小学1年生~64歳の方 23区外にお住まいの方 ※小学1年~13歳未満の方は必ず保護者同伴が必要です。 ※13歳以上は予診票に保護者の署名があれば同伴は不要です。 |
4,000円(税込み) 大田区内在住で15歳以下の方は区から補助があり一回3,000円(税込み)となります。 待ち時間短縮のため、当院来院前に予診票を記載してご持参下さい。 (区から郵送された予診票をお持ちください) |
都内にお住まいの65歳以上の方 (区から支給された予診票をお持ちの方) |
無料です(区から郵送された予診票をお持ちください) |
帯状疱疹は皮膚の症状に先行して痛みが出ます。その痛みは厄介なことに後遺症として残ることもあります。帯状疱疹の患者さんの多くは、痛みを主訴として、当院のような整形外科、ペインクリニックを初診します。もちろん後遺症となった痛みの治療のためにも来院する方も多く、その辛さは身に染みて感じています。帯状疱疹の治療は、後遺症を残さないためにも早期発見早期治療が大切と言われていますが、上肢や下肢に発症した場合、はじめの痛みの段階では、関節痛や椎間板ヘルニアなど整形外科疾患と鑑別が難しい場合があり、診断が遅れることも度々です。だれでも発症する可能性があるこの疾患は、予防することができればそれが最高であり、そのためには予防接種が重要と考えていました。ちょうど、2020年から、これまでの生ワクチンに加えて、より安全で有効性が高い不活性化ワクチンが使用可能となったことから、当院でも予防接種を開始することを決断しました。あの激痛を伴う帯状疱疹を予防するために積極的に予防接種を行ってまいりたいと思います。
帯状疱疹について
帯状疱疹は、体内に侵入し、脊髄の神経節に潜伏していた水痘・帯状疱疹ウイルスが、活発化して発症するものです。このウイルスは90%の高齢者に潜伏しているとされ、ウイルスに対する抵抗力が落ちてくると帯状疱疹が発症しやすくなり、80歳までには3人に1人が発症するという報告があります。
ウイルスが潜伏している神経の支配領域に一致して痛みが出現し、その数日後から痛む部位に一致して皮膚に疱疹が出ます。疱疹が帯状に出現することから帯状疱疹といわれます。痛みは軽度のものから、釘でえぐられるような夜も寝られないほど強い痛みを訴える場合があります。強い痛みは、多くの場合2-3週で軽減しますが、なかには痛みが後遺症として残る場合があり、帯状疱疹後神経痛といわれる厄介なものです。頭部や顔面に発症すると視力損失など重篤な症状が遺ることもあります。50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割がこの後神経痛になるといわれています。出現した疱疹は次第に消失しますが、色素沈着が残ることがあります。
早期発見と早期治療が大切で、発症後早期に抗ウイルス薬の使用を開始すれば治癒も早く後遺症の可能性も低くなります。
予防として、ワクチン接種があります。2016年から乾燥弱毒水痘ワクチンが50歳以上の成人で使用できるようになりました。2020年からより効果が強く安全性も高い遺伝子組み換えによる不活性化ワクチンも使用可能となりました。
2種類のワクチンについて
1 .乾燥弱毒水痘ワクチン
小児に接種されるものと同じ生ワクチンです。
接種方法:50歳以上の成人に1回接種。
加齢に伴って水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫が低下しますが、水痘ワクチンの接種が免疫力を回復させることがわかっています。実際に、米国で行われた大規模な臨床試験で、帯状疱疹の発症と後遺症の発生を共に60%以上減少させ、その効果が証明されました。
生ワクチンは弱めた病原体を直接接種するもので、免疫不全、白血病、AIDSなどの病気がある方、抗ガン剤やステロイド、抗リウマチ薬などの免疫抑制剤を使用中の方には使用できません。それらの病気、薬を使用している方には後述の不活性化ワクチンなら使用が可能です。
他の生ワクチンの予防接種を受ける場合は1か月間を空ける必要があります。
副反応について
一般的なワクチンでみられる注射部位の疼痛、発赤、腫脹のほか、筋痛や疲労感、頭痛などの反応以外では、非常に稀ですが接種後1~3週間頃に発熱、発疹、水疱性発疹が発生することがあります。アナフィラキシーなどの重篤な副反応も非常に稀です。
2.シングリックス(Singrix)
遺伝子組み換えによる不活性化ワクチンです。
接種方法:50歳以上の成人に2か月あけて2回接種
帯状疱疹発症を90%以上抑えます。後遺症も相応に抑えることが出来ます。
副反応について
一般的なワクチンで見られる副反応で本ワクチンに特有なものはありませんが、一般のワクチンに比較して局所の反応は高めです。注射部位の疼痛が強く、強い倦怠感が出ることもあります。しかし、いずれの反応も3~4日で改善します。アナフィラキシーなどの重篤な副反応は非常に稀です。
※上記2つのワクチンについて共通ですが、本ワクチンにおけるアナフィラキシーの既往がある場合には摂取できません。
当院での接種方法、値段
予約制を取っております。お電話で接種希望日をお知らせください。
薬剤を取り寄せますので3日(営業日)ほどお時間を下さい。
キャンセルはできません。接種日の変更は可能です。
水痘ワクチン | 9,000円(税込み) |
シングリックス | 1回目22,500円(税込み)×2回目22,500円(税込み) |
東馬込 しば整形外科
〒143-0022 東京都大田区東馬込1-19-3
整形外科・リハビリテーション科
ペインクリニック・スポーツ外来・リウマチ外来
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15:00-18:30 | ● | ● | ● | ー | ● | ー |
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